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保育園入園戦争…母親たちが告白「この不安をどうにかしてほしい」

いまだ消えることのない苦悩

今年も保育園申し込みが開始

今年も各自治体で、2020年4月の入所を目指して保育園の申し込みが始まっている。

親たちは保育園を見学し、難しい申請書類を読みこんで申請する。特に2019年10月からは3歳以上の保育料の無償化が始まっており、来年度に向けての入所申請がどうなるのか、行政も申請者も戦々恐々としている。

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ここ10年以上、毎年何万人分もの保育園の定員は拡大している。

2019年の4月時点で見ると全国では保育園の定員は288.8万人分あるが利用者は268万人となっている。利用者は保育園の定員を下回っており、日本全体でみると保育園は定員割れしている。

 

だが、2019年4月時点の待機児童数を見ると、前年より減少しているものの約1万6700人といまだに待機児童はゼロにはなっていない。

実は待機児童は保育園入所を申し込んで入れなかった子どものうち、いくつかの条件を満たした一部の子どもだけを指す。実際に申し込んで入れなかった子どもはさらに多い。

たとえば、前述した待機児童以外に、2019年4月に保育園に入所申請して保育園に入れなかった者は約8万人いた。(厚生労働省子ども家庭局(2019)『保育所関連状況取りまとめ(平成31年度4月1日)』)。