「運動が続かない」人でも10歳若返る! 科学的「速歩」術を公開

多忙でも継続でき、生活習慣病も改善!
能勢 博 プロフィール

その結果、インターバル速歩群では、膝伸展筋力(大腿の前の筋力)が13%、膝屈曲筋力(大腿の後ろの筋力)が17%、最高酸素消費量が10%向上しました。

一方、1日1万歩群では、ほとんど体力は向上せず、対照群と変わりませんでした。

インターバル速歩、やり方は単純明快!

では、みなさんお待ちかねの「インターバル速歩」のやり方を説明していきます。といってもやり方はとてもシンプルで、「これだけでいいの?」と拍子抜けするかも方もいるかもしれません。

 

「最高酸素消費量の70%以上の速歩と40%以下のゆっくり歩きを3分間ずつ繰り返す」

はい。これだけです。要するに、速歩3分とゆっくり歩き3分を繰り返していこう、ということです。

速度の切り替えを3分間隔としましたが、これは大部分の人が、これ以上の継続を困難と感じるからです。したがって、3分間の速歩の後に3分間のゆっくり歩きを挟むと、また速歩をしよう、という気分になります。

インターバル速歩なら通勤中にもできる
拡大画像表示

この速歩3分とゆっくり歩き3分のセットを、1日5セット(速歩が計15分とゆっくり歩き計15分)以上、週4日以上を繰り返すことを目標とします。

やり方は簡潔ですが、以下の5点に注意してウォーキングしましょう。

(1)視線は25m程度前方に向ける
(2)背筋を伸ばした姿勢を保つ
(3)足の踏み出しはできるだけ「大股」になるように
(4)踵から足を着地させる
(5)歩く際、腕を直角に曲げ前後に大きく振る

それぞれの根拠は『ウォーキングの科学』に細かく記されています。気になる方は、ぜひお手に取って確認してみてください。

実際にこのウォーキング方法を1日5セット、週4日以上繰り返した人は5ヵ月間で体力が最大20%も向上したことが明らかになっています。

じつはこの結果、10歳以上若返った体力を得られていることを意味しています!

具体的に、どんな効果が見込めるの?

「インターバル速歩が健康に良さそうである」と漠然には理解していただけたと思います。次に、インターバル速歩を続けることで実際に改善した数多くの症状の中から3点挙げていきます。

関連記事

ABJ mark

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/