あっという間に空間になじんだ

15年前には、まだ私自身の知識がなく、保護犬を飼うという選択肢はありませんでした。だから保護犬を飼うのは、初めて。
でもいくらちゃんがいなくなった空間に慣れるには、数ヵ月かかりましたが、うずめちゃんがいる空間には1日で慣れてしまいました。もう、我が家にうずめちゃんがいるのは当たり前の日常になりました。

彼女は、とてもアクティブで遊ぶのが大好き。ボール遊びは飽きることなく続けます。教えたわけでもないのに投げたボールを何度も持ってきてくれます。
まだトイレはトレーニング中ですが、それ以外は特に問題もなく、私たちと一緒に東京・福井・軽井沢の三拠点生活も送り、海へ山へと一緒に出かけています。

写真提供/松尾たいこ

だからなおさら、なんでこんなにかわいくていい子が愛護センターにいたんだろう……そう思ってしまいます。どんな事情があったのだろう。

でも、過去をいろいろ想像すると悲しい気持ちになってしまうので、「うずめちゃんは、きっと私に会うために今まで旅をしてきたんだ。そうしてようやく会えたんだ」と思うようになりました。