韓国人“不法就労”の温床になったゲイ風俗店の「悲しすぎる末路」

オーナーも覚せい剤で逮捕され…
國友 公司 プロフィール

田島氏が在籍しているゲイ風俗店はJR新大久保駅から徒歩一分にある3階建てのマンションの1室にある。改装をして個室を増やしているものの、間取りでいうと4LDKで、毎月の家賃は約40万円とまとまった額が必要となる。

60分のコースで10,000円、90分のコースは13,000円でスタッフの手取りはその半分。1日あたり10人弱は来客があるというので、少なく見積もっても1日の利益は5万円で、1ヵ月で150万円の利益。家賃や経費を差し引いても純利益は月に100万円近くになる計算である。

アカスリルーム

ゲイマッサージ店が不法就労の温床に

純利益がそれだけあれば、大金持ちとまではいかないがそれなりに金は貯まっていくだろう。そもそも体を張って働いているのはスタッフであり、オーナー自体はなにもしていない。田島氏がオーナーに確定申告について尋ねると、「適当に決まってるじゃん」と言っていたそうだ。

同性同士は風営法の規制対象外であるし、田島氏が働いていた店をはじめ、多くのゲイ向け風俗店はマッサージ店・リラクゼーションサロンとして経営しており、性的サービスは「裏」で行われている。当然、帳簿など付けているわけもなく、利益はほぼ丸々手元に残ることになる。

 

新大久保の店がオープンしたのは約10年前。その3年後には上野に2号店を出し、こちらも売り上げ好調で純利益は倍近くに。はじめはホームページで募集をして、スタッフを集めていた。

韓国人たちも「新大久保で体を売れば金になる」と分かっていたため、韓国人の応募も多かったそうだが、やはりそれでは質は上がらない。オーナーは次第に人身ブローカーのようなことをし始めた。

「オーナーは韓国人男性で、日本人男性の共同経営者もいました。店の管理を数日間日本人に任せて、オーナーはよく韓国に行ってはゲイ受けしそうな若者を日本に連れて帰ってきては店で働かせています。

この店に入って知ったことですが、韓国では法律的な観点から、同性間で性的サービスを提供する店への取り締まりが厳しいんです。そのため、母国でフラフラしているゲイの韓国人たちが体を売る場所を求めて日本にやってくるんです。いや、なかにはノンケもいました。

往復の飛行機代はすべて店持ちで寮費もタダ。店の一室に二段ベッドをいくつかおいて、寮にしています。ほぼ人身ブローカーみたいなものです。ビザの関係でしばらく(90日以内)すると国に帰っていきますが、気が付くとまた働いていて、行ったり来たりの韓国人が多いです」

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