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韓国が11ヵ月連続で「輸出減」の苦境…文在寅が迎えた大きなヤマ場

輸出依存度の高さがアダとなる

文在寅大統領の強気の発言とは裏腹に、足元の韓国経済は下押し圧力の深刻さが増している。

韓国のGDPの約4割を占める輸出は、ここへ来てペースを速める勢いで減少している。

10月、輸出は前年同月に比べて約15%減少した。

前月から落ち込み幅が拡大している。

地域別にみると、韓国の最大輸出先である中国向けが17%減少した。

 

それに加えて、米国や欧州向けの輸出も減少している。

輸出減少の勢いを見ると、輸出依存度の高い韓国経済の先行きがかなり心配になる。

最大の輸出先である中国の景気減速スピードが予想以上に急ピッチであることを考えると、少なくとも短期間で韓国の輸出減少にブレーキがかかるとは考えづらい。

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一方、足元、米国やわが国など一部の諸国では、5G関連を中心にITセクターに持ち直しの萌芽が見えつつある。

そうした動きに合わせて、経済に関心が薄いと言われる文大統領が適切な経済運営を行なえるか否か、韓国経済の先行きを占う上で当面の焦点となりそうだ。