# 裏社会 # 事件

芸能人とクスリ、売人から「シャブ漬け」にされる「知られざる手口」

官僚も人妻も…
隼二郎 プロフィール

累犯者もクスリを入手できる

薬物依存から立ち直ろうとしている人物に証拠もなく「またやってるんですか」と聞くわけにはいかないし、まして薬物に関する質問ならば「ダルクを通して」となる。だが、女の話なら別だ。

万が一にも本人が認めれば、小ネタくらいになるだろう。そんな気持ちでダルクの施設前で田代の出勤を待ったのだ……。タレコミ通り、田代が姿を現したのは、出勤するはずの時刻から2時間以上経った昼前のこと。

「田代さん、恋人ができたそうですが」

問いかける筆者と目を合わせることなく、無言でダルクの事務所へ入っていく田代。その後ろ姿からは、芸能マスコミをいっさい受けつけない強い意志を感じたものだった。

当時の様子をまざまざと思い起こさせることになった今回の逮捕劇だが、田代のように何かと疑いの目を向けられる「累犯者」でも、違法薬物を入手できてしまう点に怖さがある。

 

官僚も人妻もクスリを買う時代

先の関係者が「クスリと女はワンセット」と語っていたように、身近なところでは、パパ活アプリをきっかけに覚醒剤の味を覚えるケースもある。

photo by iStock

東京霞が関にある東京地方裁判所。ここでは毎日、何十件という薬物犯罪の裁判が行われているが、足しげく通う傍聴マニアの一人はこう語る。

「被告人は覚醒剤取締法違反(使用)に問われた20代の元会社員女性。食事だけで8000円とか1万円ももらえるパパ活アプリで小遣い稼ぎをしていたら、ある紳士から1回のセックスに5万円を提示され、ふたつ返事でOK。それが転落のきっかけでした」

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