中国も韓国も北朝鮮も、いよいよ東アジア経済が「自滅」しそうなワケ

……ただし日本を除く
大原 浩 プロフィール

東アジア情勢、3つのポイント

追い詰められているのは共産主義中国だけではない。日本を除く東アジアの主要国は、政治・経済両面で極めて厳しい状況に立たされている。

それらは複雑な状況が絡み合って生じている出来事だが、極めて簡潔にまとめれば次の3つになる。

1.本当はマイナス成長であろう共産主義中国
2.年末を控えてミサイルを連発する北朝鮮の内情は?
3.ブーメランで自滅へ向かう韓国

1については、冒頭ですでに述べたので繰り返さない。

2については、数々の違反行為が露見しているにもかかわらず、北朝鮮への経済制裁が効いてきていると考えられる。

 

金正恩氏は、以前から自分勝手に交渉の期限を年末と定めてきたが、いよいよその期限が近づいてきている。

もともと彼自身が、経済制裁が続けば自国(金王朝)の存続が危うくなると予測し、そのデッドラインを年末に設定していたのだが、その読み通りになりつつある。

経済制裁の中でも、特に効いているのが、北朝鮮からの出稼ぎ労働者の受け入れ禁止だ。2017年に、国連安全保障理事会は、北朝鮮の国外労働者に対する新たな査証(ビザ)の発行を禁止し、2019年末までに北朝鮮労働者を本国へ送還するよう各国に義務付けた。

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