2019.11.24
# 食

老舗蔵元の社長、230年の伝統より守るべき「あえてのこと」

「笛木醤油」12代目笛木吉五郎社長に聞く
夏目 幸明 プロフィール

当家には家訓があります。「頼まれたらやりなさい」「地域との絆を大切にしなさい」という、単純で奥深いものです。だから私は、地域活性化も含めて、この味を守っていきます。

 

例えば大豆の種まき、収穫、醤油の仕込みの体験イベントを実施したのですが、これは定員がオーバーするほどの人気でしたよ。あとは、'19年の11月16日に「金笛しょうゆパーク」を立ち上げます。工場見学や醤油づくりを体験していただけ、醤油蔵ならではのレストランもある施設です。

あと、これができたら工場の隣の土手に桜を植えたいですね。遠い未来、近隣の方に「あの桜は笛木醤油が植えたもので」と言っていただけたらどれだけうれしいか―。

笛木吉 五郎(ふえき・きちごろう)
'80年、埼玉県生まれ。明治大学商学部在学中、ジョージワシントン大学へ留学、'06年に笛木醤油へ入社。その後、醤油づくりの現場で働き、'17年に代表取締役に就任、以来現職。川越青年会議所第55代理事長。日本青年会議所埼玉ブロック協議会2017年度第50代会長などを務め地域に貢献する

『週刊現代』2019年11月2・9日号より

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