撮影/佐藤圭
# 動物

北海道を代表する野鳥 昔はクリスマスのご馳走といえばこの鳥でした

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本州のライチョウと違って冬に白くなりません

北海道を代表する野鳥といえば、タンチョウやシマフクロウなどが有名ですが、このエゾライチョウを忘れてはいけません。

 

北海道だけに暮らすエゾライチョウと本州の高山に生息するライチョウ、どちらもキジの仲間ですが、属が異なります。最大の違いは、ライチョウは冬は真っ白な羽毛に変わりますが、エゾライチョウは羽の色は変わりません。

北海道では、本州の高山と同じように、冬はすべてが雪に覆われ真っ白になります。エゾライチョウも冬は白くなったほうが天敵に襲われにくいのに…。不思議です。

エゾライチョウのアップ。いかにもキジの仲間という顔です
 

オスとメスの見た目はほとんど変わりませんが、オスは喉の羽毛が黒いのが特徴です。

エゾライチョウは、昭和初期までは北海道ではどこにでもいる野鳥だったそうですが、狩猟や開発が進んだことで生息数が激減しています。今は山の中でしか見かけません。

欧米ではクリスマスのご馳走といえば七面鳥ですが、昔はこのライチョウのローストが食べられていていて、北海道からたくさん輸出されていたそうです。

登山道沿いの木に止まっていたエゾライチョウ
 

登山道沿いの木に止まっていることも多く、歩いていると、すぐ近くの木から急に飛び立つことがあるのでビックリします。

鳴き声もきれいで高く響くので、それを頼りに探して撮影します。

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