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結局ZOZOはトクしたの?前澤元社長「1億円バラマキ」のコスパ

ミキやクリロナのSNS運用と徹底比較
古田 拓也 プロフィール

全世界で1億8700万人ものInstagramフォロワーを擁するサッカー選手のC.ロナウドのInstagram収入が、サッカー選手としての年棒を超えたことが英・カレドニアインベストメンツ傘下であるbuzz bingoの調査で判明しました。

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Instagram単体での企業タイアッププロモーションで手にした金額は4780万ドル(およそ52億円)で、サッカー選手としての推定年棒3100万ユーロ(36億8000万円)を大きく上回る水準となっています。

彼のInstagramにおける収入から考えれば、一回のプロモーション投稿に億単位の金額が動いているとも考えられます。

しかし、それでも定期的にタイアップ投稿がなされている現状を考えれば、フォロワーではなく、ファンが多い有名人とタイアップするという手法に成果を見込む企業も決して少なくないことがわかります。

 

市場は企業の”炎上リスク”に敏感?

最後に、SNSを運用するコスパを検討する上で、見過ごしてはならない要素である「炎上リスク」を検討しましょう。

総務省が公表した「令和元年版 情報通信白書」では、SNSが発達してきた2011年ごろを境に炎上件数が急激に増加しており、個人・企業問わず炎上の対象となっている旨を指摘しています。

今年の8月には、リクナビが内定辞退率を不適切な手続きで会員法人にデータ提供していた事実が明らかになりました。

これを受けて、リクルートホールディングスの株価は、8月1日の始値3,694円から、8月29日には一時3,041円まで値を下げました。

リクルートホールディングスはこの炎上騒ぎでわずか1ヶ月の間に1兆1000億円もの企業価値を喪失してしまったことになります。

全てがこの炎上の影響というわけではありませんが、炎上が引き金となり、需給が悪化して株価下落を招いたという要因も否定できるものではないでしょう。

このように、たった1回の炎上が、企業を大きく毀損することも珍しくありません。