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結局ZOZOはトクしたの?前澤元社長「1億円バラマキ」のコスパ

ミキやクリロナのSNS運用と徹底比較
古田 拓也 プロフィール

たしかに、購入者数の推移は前澤氏のTwitterアカウントの動向だけで決定されるものではなく、キャンペーンがなければ購入者数がもっと少なくなっていたのではないかと考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、同じくSNS経由で話題が拡散された「ゾゾスーツ」の事例ではSNSでの話題の高まりに呼応するかのごとく、購入者数も増加していることがわかります。

ゾゾスーツの事例は、最終的に自社のプラットフォームで衣料品が購入されることを前提とした製品を200円という格安で販売したことで、後の購買行動に繋がったといえそうです。

しかし、「お年玉」の場合は、キャンペーンの後に自社に誘導する導線がなくZOZOのマネタイズという観点からみれば、1億円をかけるほどのコストに見合う結果がついてきたかどうかについては明らかではありません。

 

C.ロナウドの本業はもはやInstagram?

たくさんのフォロワーがいるインフルエンサーと呼ばれる人々がマネタイズに失敗する事例はしばしば海外でも話題になっています。

260万人のフォロワーを擁するArii氏は、ファッションブランドの立ち上げのために用意した、わずか36枚のTシャツが完売しなかったことを自身のInstagramで公表しました。(現在は該当の投稿を削除しています)

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この事実は、フォロワーの数が売り上げを左右するわけではないことをはっきりと示した事例といえるでしょう。

一方で、フォロワーを短期間で増加させるといった目先の成果にとらわれず、着実に“ファン”を獲得してきたアカウントは投稿あたりの「いいね」や「シェア」の割合(エンゲージメント比率)が高く、マネタイズにも成功しやすくなる傾向にあるようです。