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結局ZOZOはトクしたの?前澤元社長「1億円バラマキ」のコスパ

ミキやクリロナのSNS運用と徹底比較
最近、SNSでよく見かける現金や商品の「バラマキ」。タダより高いものはないの言葉通り、金品をバラまく企業や個人には、フォロワー獲得などの狙いがあると思われます。
しかし、普通に広告を出稿するよりも、このような「バラマキ」マーケティングのほうがコストパフォーマンスで優れているのでしょうか? 
最近、
剛力彩芽さんとの破局などが報じられ、相変わらず話題に事欠かないZOZO前社長の前澤友作氏が今年1月に実施した「総額1億円のお年玉」を例に、1級FP技能士の古田拓也氏がそのコスパを分析します。

バラマキと広告運用のコストを比較

ZOZO前社長の前澤友作氏が今年1月に実施した「総額1億円のお年玉」を皮切りに、企業がSNSを活用してマーケティングを行う事例が増加してきました。

最近では、インフルエンサーと組んでPRを行う手法も生まれてきましたが、この方式は、一歩間違えると企業のイメージを大きく毀損するリスクがあります。

先月28日には人気お笑いコンビ「ミキ」が京都市の依頼に基づき、100万円を受け取ってツイートを行ったことが「ステマである」と炎上騒動となりました。

問題の投稿には、「PR」と表記されておらず、利用者にとって公平なやり方ではないと論争を生んでいます。

 

「炎上リスクが少ない」と、お手軽なPR手法として急拡大しているのが、アカウントのフォローやリツイート等を条件として、自社商品を配布するといった「バラマキ」タイプのマーケティング手法です。

一般にSNSを活用したマーケティングといえば、指定した金額分のプロモーションを広告代理店等に委託する「広告運用」が一般的です。

しかし、この方法では投稿に「プロモーション」や「PR」といった文言が出現し、広告であるとユーザーに認識されやすいというデメリットがあります。

そこで、広告に充てる分の予算をフォロワーに直接還元し、インセンティブを与える「バラマキ」タイプのマーケティングのほうがお笑いコンビ「ミキ」のような炎上を招く恐れも少なく、コストパフォーマンスで見ても優れているといえそうです。

そこで今回は、前澤氏が実施した1億円のお年玉キャンペーンと、Twitter公式の広告運用どちらが優れたコストパフォーマンスをもたらしたかを検証してみました。

筆者は、Twitterが公式に提供するワンストップ広告運用ツールの「オートプロモート」を8月12日から9月11日にかけて運用しました。

オートプロモートは、筆者のツイートを自動で広告してくれるシステムです。

オートプロモートで1ヶ月、9,900円の予算で広告運用を実施した結果、筆者のTwitterアカウントは約8万アカウントにリーチし、5000件強のプロフィールアクセスをもたらしました。

増加したフォロワー数は18人で、1フォロワーあたり550円での獲得となりました。

なお、オートプロモート の公式サイトによれば、「平均的には、毎月リーチできるアカウントが最大30,000アカウント」増加すると説明されているため、今回は効率的に広告が運用できたといえるでしょう。