東レ・キャンギャル「枕営業訴訟」3つの恐喝事件のヤバすぎる背景

あまりに複雑…どうなっているのか
伊藤 博敏 プロフィール

背後にあるさまざまな思惑と計算

11月に入ると、顧問弁護士に相談、「もうあなたの手に負える話じゃない」ということで、警視庁に被害届を提出した。

組対3課が、まず逮捕したのは竹之内昌虎氏だった。今年6月18日、暴力行為等違反で逮捕、起訴され被告となり、現在、公判中だが、逮捕前日、私の電話に出て、「パクるいうんならパクればいいんじゃ」と、広島弁でまくし立てた。

逮捕は、『アクセス・ジャーナル』に書かれた記事を巡るもので、A氏の事件とはまったく別だが、同じ組対3課の同じ班が手掛け、荻窪署に捜査本部が置かれていることから、A氏事件を睨んでいた。このあたりの裏事情を、私は本サイトで<警視庁が前科9犯「最後の総会屋」を逮捕した複雑な事情>(6月20日配信)と題してお伝えした。

 

次に組対3課は、小林、堀川の両容疑者を7月9日、逮捕した。続いて12日、山田、松浦の両容疑者を逮捕。いずれも起訴され、被告となったが、さらに小林被告の顧問の川又誠矢被告も逮捕、起訴されており、A氏絡みで6名が公判中の身である。

私は、逮捕直前の松浦被告に会い、A氏とのLINEのやり取りを見せられて、「感謝され、慰労会まで開いてもらった。1000万円だって、向こうが謝礼や経費として持ってきただけ。それでどうして恐喝なんですか」と、怒りをぶちまけられていた。

逮捕前の自己弁護はよくあることだが、5日の公判でA氏の口から語られたのは、山田氏への信頼であり、最初の100万円も次の1000万円も、能動的な提供だった。