# 飲食

川田利明さん明かす「俺のラーメン店はなぜこんなにルールが多いのか」

すべてはお客さんのため
川田 利明 プロフィール

こんな困ったお客さんもいる

もうひとつの理由としては、安いサイドメニューだけ頼んで長居をするお客さんが少なからずいるため「必ずラーメンを注文してください」とお願いしている。

もちろん自慢のラーメンを食べてほしいという気持ちもあるんだけど、居酒屋感覚で来られてしまうと困る、というのが本音だ。

極端な例では、380円のデザートを頼んで、それを10人で分けて食べる、ということが実際にあった。ひとり頭38円だ!

こういったケースの多くは俺のファンだった人で、あれこれ話をしたいから、カウンターに座って、結構な時間、粘られる。それをやられてしまうと、文字どおり、こちらとしては「商売あがったり」だ。

いちいち注意して、お互いに嫌な気持ちになるぐらいだったら、最初からルールを決めてしまったほうがいい、というのが俺の考え方です。読者の皆さんには想像がつかないかもしれないけど、飲食の商売をやっていると、信じられない言動をする人が来るのだ。

 

自分の「デンジャラスK」というニックネームをもじった名前でお店をやっているので、昔からのファンの方がたくさん足を運んでくれる。それはありがたいことなんだけど、たまには困惑してしまうこともある。

「川田さんにずっと会いたかったんですよ!」

そう言ってくれることは、素直に嬉しい。でも厨房には俺ひとりしかいないので、個別にお客さんとおしゃべりをしている時間は基本的にない。カウンターに座っていれば、厨房の中が丸見えなので、「あえて説明しなくてもわかってくれるだろう」と思っていたけれど、現実にはなかなかそうはいかない。

ラーメン一杯で何時間もカウンター席を独占して、いろいろと話かけられても、俺は対応できないし、売り上げ的にも店としても困ってしまう。

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