災害時の重要事項3点

ところで、去年の西日本豪雨のあと、以下の三つが災害時の重要事項に挙げられている。

●ハザードマップを基に避難先と避難経路の事前確認
●地域ごとの声の掛け合いや安全確認
●避難勧告が出る前の早めの行動

これにまつわることを台風の後、自閉症の子を持つ友人と話した。

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「こういったことを子どもたちとも共有して、準備をしていかなくちゃだね。台風に地震。学校や家庭でもっとリアルな防災教育が必要だよね」

「それに、自分たちの住む地域の治水の実態を確認して行政に働きかけることも大事だよね」

「自己責任だけで台風被害は減らせないよ」

12日。その友人は避難勧告が出る前に、勤務先でもある特別支援教育関連の施設に息子を連れて避難した。そこで一夜を明かしたという。

「真夜中に電話が鳴って。出たら、市の職員さんだった。そこには何人いますか?って。子どもたちは電話のベルでみんなびっくりして起きちゃって。大変だった」

息子さんは、避難した先で怖がってパニックになった。その後も雨が降るたびに「台風が来る!ヒナンしなきゃ!」と叫び続けるのだという。
「すごいのよ。ヒナン、ヒナンって。一般の人もいる避難所に連れて行ったら、どうなったか……」と、彼女は顔をしかめた。

自閉症の子たちは多かれ少なかれ、そういう状況になるのだから、同じ状況の子どもたちで集まって避難できたのはよかった。お互いさまだから、親たちも楽でしょ?」

良かったねえ。犬と一緒にしちゃうのは失礼だけど、「ワンコもちのファミリーはここへ」っていう避難所があるといいのになあ

島沢さんが欧州に行ったときに出会った犬。電車でも盲導犬でなくてもこうして一緒に乗れる車両がある 写真提供/島沢優子

友人は、それだ!といわんばかりに手を叩き「そうだよ!みんな一緒なら避難しやすいよ」と言うのだった。

去年の西日本豪雨、そして今年の度重なる大型台風の襲来を考えると、来年以降もっと準備をしなくてはならないだろう。近隣のペットクリニックの獣医さんにペット連れ避難について相談しなくてはと思う。