# Twitter # TV

日テレ・名物プロデューサーがTwitterドラマで見る「地獄」

『ぐるナイ』のモヒカンPの野望と成算
佐々木 博之 プロフィール

55歳の金髪モヒカンプロデューサーの飽くなき挑戦

どれだけ多くの視聴者が番組を見てくれているか、それを測るのが視聴率だ。

そして視聴者を増やす手段の一つに“口コミ”がある。ツイッターの世界では言ってみれば“視聴者”は“フォロワー”。“口コミ”は“リツイート”だろう。誰もリツイートしなければ広がりはなく結局ドラマは多くの人に見てもらうことができない。そのために今後の課題としては、いかにリツイートしてもらえるか、みんなに拡散してもらえるかを考え、工夫し、“仲間”を増やすことが第一だと言う。

「出演者のファンをちょっとずつ捕まえていって、ちょっとずつ絡んでいって、最終的にいろいろな人に絡んでリツイートしてもらうようにコミュニケーションを作っていくという作業が必要になってきます。だからテレビのように番組を作ってオンエアしたら、ハイ、来週という投げっぱなしにはできない。テレビの場合はどういう人たちに向かって番組を作ればいいかだいたい想定できます。しかしわがままで何が面白いと思っているのかもわからない人たちに向かって、引っかかってくれるものを作るとい作業はテレビとは全く異なり使う神経も違います。Twitterドラマは作り手をも作り変えてしまいますね」(同)

 

リツイートを増やした後は、1段階進んで“フォロワー”を増やすことだ。そのためには、個々のユーザーが喜んでくれるような情報を提供し興奮するようなイベントを起こしていくという。Twitterドラマが持つ可能性は無限に広がっているようだ。

今回のプロジェクトの半分はチャレンジするのが目標だという宮下だが、実は彼の本当の目標はもっと先にある。

「大勢の人に喜んでもらえるモノを作るという一方で、好きで好きでたまりません。これがなくなったら死んじゃいます、みたいな人を沢山増やすってことを1回やってみたい。それがTwitter動画に踏み込んだ動機の1つでもあるんです。熱狂的なファンを増やし、その人たちとつながるためのプロジェクトでもあるんです。これから先、手厚くユーザーを手当てしたり、囲い込むことをちゃんとしていかないと、いざというときに誰も助けてくれないんじゃないか、という自分の勝手な危機感があって、だからユーザーと強い絆でつながるアカウントを作っていくというのがこのプロジェクトなんです」

テレビ業界で50歳過ぎまで現場でプロデューサーを務める人間はほとんど見当たらない。番組制作は過酷で、年齢を重ねると身体に応えるという話もよく聞かれる。

撮影現場での宮下氏(左端)


『ぐるぐるナインティナイン』と『Twitterドラマ』、2つの現場で采配を振る宮下は、現在55歳。

チャレンジはまだまだ続くようだ。

ドラマの視聴は、Twitterアカウントから、@aka_crawl ( https://twitter.com/aka_crawl
「シンデレラ地獄へ行く」OFFICIAL HOME PAGE
https://cinderella-hell.jimdofree.com/