無視されたらどうしようと思ってた

ずっとひとりごはんは、私にとってこわいものでした。
友人と一緒に食事に行き、メニューが決まっても、遠くにいる接客スタッフに声をかけることができません。無視されたらどうしよう……と思ってしまうからです。
そんなビクビクした調子なので、たまに「すみません」と手をあげても、声が小さくやはり気づかれなくてしょんぼりしてしまいます。

また、お店でとても感じが悪い接客を受けたことが何度かあり、友人がきちんと指摘している姿を見て「すごいなあ」とは思うけれど、「ああ、私には無理だ」とそのたびに心が折れてしまっていました。だから、自分がひとりで夜ごはんを楽しんでいる姿なんて、とうてい想像できませんでした。

それからも少しずつ初めてのひとりシリーズを更新。

ひとりバー
ひとりカウンター寿司

いずれもまずは友人と一緒に行き、ここのお店は好きだなと思うと「ここひとりで来られるお客さん多いですか?」などお聞きします。そしてお店の方が私のことをまだ記憶してくださっているうちに早めにひとりで再訪という形だと、あまり緊張しないということも学びました。

そうやってひとつひとつ小さなハードルを越えていったのです。