侍ジャパンでも4番をつとめた日本を代表するスラッガーだ(photo by gettyimages/以下同)

筒香のメジャー移籍に、活躍の可能性大とOBが期待を寄せる理由とは

松井以来のスラッガーのメジャー挑戦

10月29日、横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智(27歳)が会見を開き、ポスティングによるメジャーリーグへの移籍を決断したことを明らかにした。横浜高校からプロ入りして10年、2016年には本塁打王(44本)を獲得し、いまや日本を代表する主砲となったスラッガーのメジャー挑戦である。

近年、日本人選手のメジャー挑戦は、ダルビッシュ、田中将大、前田健太など投手の活躍は目立つが、打者では、イチロー、松井秀喜以来、二刀流の大谷翔平以外にインパクトのある成績を残した選手はいない。

はたして筒香はメジャーでもスラッガーとして活躍できるのか。エンゼルス、マリナーズなどで活躍したメジャーOB投手・長谷川滋利さんによれば、その可能性は十分にあるという。

 

ダルビッシュをサポートする敏腕が代理人に

日本では、日本シリーズがソフトバンクホークスの3連覇で幕を閉じ、アメリカのワールドシリーズは、第7戦までもつれ込む接戦の末、ワシントン・ナショナルズが球団史上初の世界一に輝きました。

これで今季の野球も終わり、ストーブリーグに突入しますが、今季のメジャー移籍は、DeNAベイスターズからメジャーに挑戦する筒香嘉智外野手に注目でしょう。

2017年のWBC1次リーグではMVPを獲得した

外野手としてのメジャー挑戦は、2011年オフにミルウォーキー(ブリュワーズ)に移籍した青木宣親選手(現ヤクルトスワローズ)以来、8年ぶりですね。メジャー出場を果たせば、イチロー氏(シアトル・マリナーズ/メジャー移籍時、以下同)、新庄剛氏(ニューヨーク・メッツ)、田口壮氏(セントルイス・カージナルス)、松井秀喜氏(ニューヨーク・ヤンキース)、福留孝介氏(シカゴ・カブス)、青木選手に続いて7人目の日本人外野手となります。

既にメディア数社はエージェントについて、大手エージェント会社「ワッサーマン・メディア・グループ」の野球部門代表、ジョエル・ウルフ氏がつくのではと報じていますが、それが事実だとすれば移籍は滞りなく進むでしょう。

ジョエル氏は日本ではダルビッシュ有投手(シカゴ・カブス)のサポートをしていることで知られていますが、最近では14年にジャンカルロ・スタントン(現ニューヨーク・ヤンキース)が、当時所属していたマイアミ(マーリンズ)との13年3億2500万ドルという、北米プロスポーツ最大総額の超大型契約を手がけています。

基本的には選手の声を優先しながら、彼の要望とワッサーマンの持つパイプをうまく繋いでくれると思います。