撮影/佐藤圭
# 動物 # 癒し

初公開! ナキウサギが冬越えに備えて大量の葉っぱを集めた貯食場

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これがひと冬分の食糧です!

これまで、エゾナキウサギが冬越えに備えて貯食することは、何度か書いてきましたが、今日はその貯食場をお見せします。

これまで僕が観察した中で、一番でっかい貯食場です。

 

ナキウサギは高山のガレ場(岩がゴツゴツした斜面)で暮らしていて、巣や貯食場はその岩のすき間にあるため、全貌を見ることは難しいのですが、この日はナキウサギが飛び込んだ岩場を覗き込んだら、なんと大量の葉っぱが!

紅葉の季節に一所懸命集めた、冬越え用の食料です
 

この貯食場には、シラタマノキの葉が満杯に集められています。

シラタマノキはツツジ科の常緑樹で、白いまん丸の実が生るのでこの名がついています。実は潰すとサロメチールの匂いがします。ナキウサギはこの葉が大好物です。

ナキウサギが貯食する植物は、その山の植生によって異なりますが、冬越えに適した、乾燥しても栄養価の高い葉を集めている可能性がありますね。

このストックを食べながら、半年ほど続く過酷な冬を乗り越えます。

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