2019.11.04
# 仮想通貨

ビットコイン、いま再び「爆上げ」しそうなワケ

ビッグイベントがやってくる
砂川 洋介 プロフィール

どう投資すべきか

ビットコインを筆頭に暗号資産の時価総額は株式や為替市場と比較すると非常に小さく、24時間、365日取引ができることから資金力に物を言わせる投資家の影響力は大きい。

第三回目の半減期が近づくにつれて投資家の様々な思惑が錯綜することからボラタイルな相場展開となる公算は大きい。第二回目の半減期を参考とするのであれば、10月23日のように急落した場面で少しずつ拾っておく投資スタンスは面白いかもしれない。

 

最後に足元のニュースのなかで、米大手SNSのフェイスブックの話を少し触れておきたい。以前、『仮想通貨「リブラ」で、フェイスブックがメガバンクを壊滅させる日…』のなかで「情報インフラ」対「金融インフラ」といった表現をしたが、「現時点」では「金融インフラ」が既得権益をがっちり守っているという状況にある。

「現時点」と表現した理由は、この「情報インフラ」対「金融インフラ」の闘いはようやく始まったばかりと考えているからだ。第二次世界大戦後、基軸通貨ドルを駆使して米国が覇権を握ってから70年ほど経過するが、米国がそう易々と基軸通貨ドルの座を「リブラ」に明け渡すとは思えない。

筆者は「リブラ」が「金融インフラ」に対峙する存在になると考えるが、さすがに1年や2年でそれが成し遂げられるとは考えていない。既得権益を有する存在との十分な話し合いを経て、「情報インフラ」が「金融インフラ」に匹敵するネットワークになると考える。

まずは米国ほか各国中央銀行が懸念するマネーロンダリングへの対応策を構築するのが先決だろう。当初、参加を決めたVISA、ペイパル、マスターなど複数の企業が参加を見送ってはいるが、マネロンへの対応策が構築された際は再度参加を表明するのではないかと考える。「リブラ」に関しては長い目で見ていきたい。

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