ビットコイン相場に「予兆アリ」
10月下旬、代表的な暗号資産のビットコインの価格が7000ドル台まで急落したかと思いきや、僅か数日で9000ドル台手前まで値を戻す動きが見られた。

乱高下の背景として、量子コンピューター関連やフィスブックの「リブラ」、中国の習近平国家主席によるブロックチェーン集中投資発言といった様々なニュースが考えられる。
ニュースに対する値動きの良さは、参加者が限られている証拠と見ることができる一方、反射的に売買を行う投資家が存在する。
つまり、暗号資産市場への関心が高い投資家がいることを意味する。
何となくだが、商いが少ない環境のなか、トレードチャンスを逃さない大口の投資家が存在するような気がする。
そして、そういった大口の投資家は、10月末のような短期的な売買で小銭を稼ぐ一方、来年予定されている大きなイベントに対する準備も進めているのではないか。
その大きなイベントとはなにか――。
まだ市場ではさほど話題となっていないが、ビットコインが誕生して第三回目の半減期が大きな材料となるのではないかと思われるのだ。