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結婚式不況が止まらない…いまや「半数がナシ婚」という現実

消える結婚式と新たな冠婚業界のチャンス

結婚式不況が止まらない。

昨年の調査では、成婚した夫婦のうち、「挙式、披露宴をともに実施」したのは53.9%。2014年の60.8%と比べ、6.9%の下落となった。わずか4年間にしては、大きな変化である。いまや2人に1人は結婚式、披露宴ともに「ナシ婚」を選ぶのだ。

 

といっても、この兆候はブライダル業界で2014年から大騒ぎとなっていたので、決して新しいニュースではない。注目すべきはむしろ、4年"も"前から騒がれていたのに、ナシ婚のトレンドがさして変わらなかったことである。

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日本に結婚式を取り戻せ! 業界の悪戦苦闘

私は恋愛ライターとして、この数年、結婚式場のチャレンジを多数見てきた。以下に、主な動きをまとめてみよう。

<ブライダル業界の主なトレンド>
2009年 30万円から結婚式を挙げられる「スマ婚」登場
2010年 ブライダル市場規模が1.5兆円に達するも、以降下落が始まる
2011年 式場から独立して結婚式を企画する「クレイジーウェディング」創業
2013年 メルカリ創業 フリマアプリで結婚式の準備品が取引されるように
2014年 結婚式の見積り額を共有できる「みんなのウェディング」がマザーズ上場
2015年 女性だけで結婚式ができる「ソロウェディング」ブーム
2016年 アプリ・相談所・婚活パーティ経由での結婚が初の10%超え
2017年 ナチュラル系の流行で「コストダウンとかわいらしさ」の両立がブーム

全体では「コスパ婚、またはこだわりへコストをかける婚」の2極化が進んでいる。