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東京モーターショーはこのクルマを見逃すな【写真21枚】

閉幕まで1週間、5大エリアを徹底解説

10月24日に開幕した「第46回東京モーターショー2019」の一般公開も、今日(本コラムアップの10月29日)を含めて、残り1週間となった。

今回のモーターショーは、主催者の日本自動車工業会(JAMA)が、クルマ中心のショーをモビリティ社会全体の未来を占うショーに進化させ、世界的な潮流になっているモーターショーの縮小傾向に歯止めをかけて、入場者数100万人とリーマン・ショック以前の2007年以来の水準に復活させることを目指したのが特色だ。玄人筋の自動車ジャーナリズムの中には食い足りないという指摘もあるが、われわれの経済社会とくらしが大きく変わろうとする中、その潮流を身近に感じられる今回のショーは見逃せないものになっている。

トヨタ・豊田章男社長/Photo by gettyimages(以下同)

各社のブースをみると、現在JAMAの会長会社であるトヨタの豊田章男社長はJAMAの戦略に呼応、今年、来年市場に投入する新車の展示をやめて、「つながる車、自動運転、シェアリング、電動化」の英単語の頭文字をとったCASEと呼ばれるクルマ社会の近未来を描き出すショーに模様替えしてみせた。

一方で、ホンダや日産自動車、メルセデス・ベンツはEV(電気自動車)やハイブリッド車の新車を続々と投入、地球温暖化対策・CO2の排出削減ニーズの高まりに着実に応えて市場を囲い込む姿勢を鮮明にしている。

 

2020年の東京オリンピック・パラリンピックの事前準備の都合で、今回の東京モーターショーは展示場を大別して5ヵ所に分散せざるを得ず、これらを入場料無料の「OPEN ROAD」で繋ぐ工夫をした結果、会場が広大となったのがもう一つの特色だ。この会場を、残された開催期間の中で網羅するのは至難の業である。そこで、今回は、これだけは見逃せないという展示とクルマを、筆者のプレスデー2日間の取材をもとにリポートをしてみたい。

お目当のエリアを探そう

これから東京モーターショーを見に行こうという人には、出かける前に最初に、どのエリアの展示を見学するのか決めておくことをおすすめする。現地は駐車場が乏しいので、多くの人は公共交通機関を使って会場に向かうと思うが、見たいエリアによって、最寄り駅が変わって来るからだ。

見たいエリアによって最寄り駅が変わることに注意

まず、伝統的なクルマメーカーの新車や新技術を見て回ることが主眼だというオーソドックスなモーターショーマニアの場合だ。こうしたマニアのうち、ホンダ、スズキ、カワサキ、ヤマハ、ルノー、アルピーヌ、日産、三菱の展示を見たい人が目指すべきは、有明エリアの西展示棟1階だ。メルセデス・ベンツ、スマート、マツダ、レクサスがお目当ての人は南展示棟1階である。そして、西展示棟4階南展示棟4階には部品メーカーなどが集結している。

また有明エリアの横には、「DRIVE PARK」が設けられており、クルマ、バイクの試乗やドローンレース観戦が楽しめるので、こちらを体験したい人も有明エリアを目指そう。

これら有明エリアに向かうには、新交通ゆりかもめ・東京ビッグサイト駅が便利だ。

 

一方、新車や新技術を見て回りたいというオーソドックスなモーターショーマニアのうち、トヨタ、スバル、ダイハツと言ったトヨタグループの展示を見たい人は青海(あおみ)エリアBホールが目的の展示館になる。隣接する青海エリアAホールは、いわば“こども館”で、「アウト オブ キッザニア イン 東京モーターショー2019」という小学生対象の職業体験コーナーや、モーターショー限定販売のトミカの即売場のほか、子供に人気の「働くクルマ」トラック、バスのメーカー4社(いすゞ、三菱ふそう、UDトラックス、日野自動車)が軒を並べている。

トヨタ「i-ROAD」が並ぶ「OPEN ROAD」

青海エリアの脇にあるのが、有明エリアまでの1.5kmの区間を結ぶ「OPEN ROAD」だ。入場無料で、特設の「グルメキングダム」でキッチンカーのグルメが楽しめる。有料になるが、トヨタの「i-ROAD」や日産のニューモビリティ・コンセプトといった超小型モビリティ、電動キックボードの試乗もできるこのエリアだ。

そして、JAMAが自動車産業だけでなく、IT企業も積極的に誘致して未来のモビリティ社会の息吹を伝えようとしているのが「FUTURE EXPO」だ。こちらも入場無料のコ-ナーである。

以上の青海エリアA、Bホール、「OPEN ROAD」、「FUTURE EXPO」を目指すなら、新交通ゆりかもめ・青梅駅か、りんかい線・東京テレポート駅が便利である。

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