今年から、10月19日は「National Period Day(生理の日)」と名づけられた。名づけたのは、「生理の平等化」を進めている「PERIOD」というアメリカのNPOで、この日、アメリカ各地で「生理の平等化」を目指すデモ行進が行われた。

「生理の平等化」とは、ざっくり言うと、“生理をタブー視せず、生理のある誰もが生理用品を入手できる状態にすること”である。

アメリカでは、貧困層の女性たちが生理用品を買うことができずにいる。そして全世界に、貧困、そして“月経タブー視”のために不衛生な経血処置を強いられている女性たちが大勢いる。

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しかし、これまでは“タブー視”が邪魔をして、そうした女性たちの存在が可視化されてこなかった。最近ようやく、世界的な「生理の平等化」の流れのなかで、可視化されるようになったのである。

例えば、AFPBB NEWS(10月20日配信)は、ほとんどの女性が不衛生な布で経血を処置しているパキスタンの村で、使い捨てナプキンを製作、販売している「ハジラ・ビビさん」という女性を紹介している。ビビさんがナプキンを作り始めた当初、村の人たちは「なぜこんな仕事をするのか」と問いただし、バカにする人もいたという。