平熱35℃はがん細胞が最も増殖する…体温を上げる「入浴」最新研究

30℃で意識消失
上者 郁夫 プロフィール

週2回、1年通うと…?

岩盤浴に週に2回通う以外は私生活を変えずに、「通う前の数値」「1年間岩盤浴に通ったときの数値」「岩盤浴に通うことを辞め、1年経ったときの数値」を計測。それを比較することにより、岩盤浴に通うことによる健康効果を発見しました。研究結果は、以下のグラフの通りです。

 

【体温】

岩盤浴に通っている時期に体温が上昇した事例が見られました。また、1年後の体温の計測ができなかった症例4の方を除く6名の平均体温を比べると、実験前は35.7℃、実験後は36.6℃、1年後は35.9℃。週に2回、45分間、温められた鉱石の上に寝そべることで、平均体温が上昇することがわかりました。

【空腹時血糖値】

被験者の平均値は、実験前157.6、実験後135.1、1年後160.5。血中の糖の割合は、岩盤浴に通うことで下がっていることがわかります。

【HbA1c】

被験者の平均値は、実験前7.3、実験後6.8、1年後6.8。グラフの動きからも実験後にかけて、血中の糖が減っていることがわかります。

【血中インスリン値】

被験者の平均値は、実験前9.2、実験後5.6、1年後7.6と、実験後にインスリン量は少なくなっていることがわかります。これはインスリンの効きがよくなったため、分泌量が少なくなっていると考えられます。

【インスリン抵抗性】

被験者の平均値は、実験前3.7、実験後1.9、1年後3.1。岩盤浴に通うことで効率的に糖を分解できるようになっていることがわかります。