その土地に住む人だけが知る名店に、風光明媚なスポット、季節のお祭り……。秋田に住むクリエイターに、地元のお気に入りを教えてもらいました。

 地元クリエイター① 

三谷葵さん
編集者、リトルプレス『ユカリロ』編集部

みたに・あおい 
1981年長野県生まれ。編集者。新潮社「考える人」編集部、アノニマ・スタジオを経て、2013年より秋田県在住。リトルプレス『ユカリロ』を発行。

のら珈琲

© NOZOMI TAKAHASHI

自家焙煎コーヒーとカセットテープの店。店主自ら「ZOMBIE FOREVER」という自主レーベルも主宰しています。古い民家の畳とカセットが絶妙に合う。コーヒーもおいしい。通うほどに深みにはまる味わい深い店。●秋田県秋田市旭南1-6-2

かわい農場

© NOZOMI TAKAHASHI

幻の豚ともいわれる中ヨークシャー種の交雑種を育てるかわい農場では、養豚から加工、販売までを手がけています。直売所では自家製ベーコンやソーセージ、精肉が購入可能。中ヨークシャー種の脂身の甘さをぜひ味わって。●秋田県山本郡三種町森岳街道西38

たそがれ野育園

田んぼの一部を希望者に貸し出し、機械も農薬も使わない自然農法の一つ「不耕起栽培」の知識を伝える活動を行っています。なかには関東圏から通う人も。通年利用が基本ですが、田植えと稲刈りはスポット体験も可能。https://noikuen.wixsite.com/noikuen

小松クラフトスペース

国内外の工芸家の手仕事を扱うアートクラフトギャラリー。呉服・古美術品などもあります。郷土史研究家でもある店主は、秋田の歩くウィキペディア。秋田の文化的スポットとうまいものはこの店で聞けば間違いなし。●秋田県秋田市中通4-17-9

OGA SUMMER VILLAGE

なまはげで有名な男鹿半島は、自然も文化も豊かなエリア。ここに、コットンテントに泊まれる贅沢なキャンピングスポットが登場。食材さえ持っていけばOKで楽チン。釣り、海水浴、なまはげ体験など楽しんで。※夏季限定 ●秋田県男鹿市北浦北浦字平岱山地内

      
 地元クリエイター② 

東海林諭宣さん
〈See Visions〉代表取締役

しょうじ・あきひろ
デザイン会社ながら〈酒場カメバル〉、〈亀の町ベーカリー〉、〈亀の町ストア〉、〈ヤマキウ南倉庫〉を運営。町の魅力を引き出す活動を行う。

グルメストアフクシマ

創業から100年以上の精肉店。厳選素材のデリカテッセンとほくほくのコロッケが絶品。コロッケ片手に船川の街を歩くのがベスト。4代目が洋服店の船木さんらと始めたイベント「ひのめ市」が男鹿を魅力的にした。●秋田県男鹿市船川港船川字船川80-1

貝の沢温泉

体が疲れたら、秋田市中心部から車で約30分の場所にあるこの温泉へ。お湯はちょっと熱めの、ヌルリとした泉質。地元のおじちゃん、おばちゃんと情報交換をしつつ、だらーっと過ごせる癒やしの場所。●秋田県秋田市太平山谷長坂66-96

中国料理 盛

秋田に来てここのレバニラを食さぬことなかれ。長蛇の列ができる町中華の老舗。レバニラだけでなく、坦々麺、麻婆豆腐、酸辣湯麺、どれも絶品なり。食べたら「LVNR」Tシャツを購入すべし。あー食べたい。●秋田県秋田市八橋本町5-6-1

からす森

秋田駅前、仕事帰りのお父さんたちの居場所。常に満席状態の人気店は、マスターとの軽な問答ができるカウンター席がおすすめ。オリジナル焼酎ボトルは常連の証。まずは豆腐入りホルモン煮込みと生ビールをどうぞ。●秋田県秋田市中通4-11-3

六郷の竹うち

雪深い2月の美郷町で、男衆が南北に分かれて竹で打ち合うクレイジーな小正月行事。戦い前は地酒「春霞」で気合を入れて、ぞろぞろと戦場へ。猛者どもが入り乱れる「奇祭」。●秋田県仙北郡美郷町六郷字本道町115