人が生き生きと暮らしている街には必ず、地元の人々が集ういい店がある。土地に根を張りつつ、新しい感覚で秋田を盛り上げているスポットを紹介します。

秋田の人に喜んでもらえる
素直においしいコーヒーを
08 COFFEE

窓際の特等席。コーヒー ¥530~。

首都圏や関西のコーヒー通にもファンの多い、秋田の焙煎所〈ゼロハチコーヒー〉。店主の児玉和也さんは学生時代はラグビーひと筋。社会人になってからもクラブチームに所属していたが、その一方でいつかカフェをやりたいという夢があったそう。

焙煎は半熱風式の《DIEDRICH》で。「豆の中にぐっと火が入る印象」と児玉さん。
ハンドドリップで丁寧に。

一念発起して選手人生に幕を引き、仙台のカフェで修業。その過程で焙煎の奥深さに触れ、コーヒーの世界にのめり込んでいったという。通も唸らせる児玉さんのコーヒーだが、「小難しいことは置いておいて、秋田の人に素直においしいと思ってもらえる一杯を届けたい」そう。

窓の向こうは図書館。中心地から少し離れた場所にある。

大きな窓のある店内は、本やオブジェが整然と並び、さっぱりと清々しい。コーヒーを味わいつつ、静かに時間を過ごす。そのことにシンプルに向き合った空間だ。

ブレンドからシングルまで通常7~8種を販売。ブレンド豆200g ¥1300~。
店内はほどよく静か。自分の時間が過ごせる。

08 COFFEE(ゼロハチコーヒー)
秋田県秋田市山王新町13-21三栄ビル2F
☎018-893-3330
営業時間:10:00~20:00、土・日・祝8:00~18:00
定休日:水

朝から晩まで大盛況! 
亀の町の“顔”の人気カフェ
KAMENOCHO STORE

看板にはその日のメニューが。カウンター席もあり立ち寄りやすい。

朝はトーストの香ばしい匂いが漂うモーニング、昼は栄養バランスの取れたプレートランチ、喫茶タイムでは手作りケーキやマフィン、美味しいコーヒーが味わえ、夜はアヒージョやチーズなどワインが進む気の利いたアテがある。

ランチタイムともなればこの賑わい!
ランチは11時~15時。日替わりデリのランチセット ¥950。パンは姉妹店〈亀の町ベーカリー〉のもの。

秋田の食いしん坊が日夜、集まる人気店で、今、秋田市内でもっとも活気がある亀の町エリアの“顔”とも言える存在だ。手がけるのは〈ヤマキウ南倉庫〉や〈酒場カメバル〉と同じ、空間デザイン会社〈シービジョンズ〉。

〈中嶋窯〉のマグカップ ¥3000。

毎週木曜と土曜は、秋田市仁井田の農家〈リトルガーデン〉の野菜を直売したり、ショップコーナーでは「あきたこまち」の新米「奥羽36米」や秋田市雄和にある〈中嶋窯〉の陶器を扱うなど、“秋田のいいもの”の発信基地にもなっている。

元々あった古いビルをリノベーション。外壁のレトロなタイルが目印。

KAMENOCHO STORE(カメノチョウストア)
秋田県秋田市南通亀の町4-15 ヤマキウビル
☎018-893-6783
営業時間:8:00~23:00(月~17:00)
定休日:火