2019.10.29
# 日本株

日本株「黄金期」到来で、絶好調「ゲーム銘柄」がまだまだいけるワケ

値動きは激しいが有望だ
大川 智宏 プロフィール

「資産」の質が高い!

一方のEPS成長率は、TOPIXを大幅に上回っている期間が大半を占めるものの、ブレが大きく判断が難しい。

利益成長は、単に市場を上回ればいいものでもなく、成長幅が減ることも「成長鈍化」としてネガティブにとらえられる。

無論、冒頭のコロプラのように、一時的な利益急増期待から株価を暴騰させることはあるが、投機的なイベント性の域を出ないうえ、長期投資家は「サプライズ」を極端に嫌う。過去5年ほどの一貫したゲーム銘柄の高パフォーマンスを牽引していたとは言い難い。

〔photo〕gettyimages

実際に、前掲のPERが不安定に切り下がりを見せていることから、分母のEPSのブレの大きさがそのまま成長の信頼性とプレミアムの低下にリンクしていると考えるのが自然だ。どちらかといえば、クオリティ側の要因が強いと考えるべきだろう。

高ROE、高自己資本比率という資産の質の高さが、PBRにプレミアムとして乗っているというのがゲーム銘柄の好調さの基本構図である可能性が高い。

 

さて、最終的に知りたいところは、ゲームセクターの中でもどのような銘柄が特に好まれているのか、という点だ。

これを見るには、前述までのTOPIXとの相対比較ではなく、ゲーム銘柄内で各指標の投資効果を見ればよい。

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