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無理は禁物!個人投資家がハマりがちな2つの「負けパターン」

相場のプロが警告
世界経済の減速懸念から、乱高下が激しくなっている株式市場。その中で、私たち個人投資家が儲けるにはどうしたらよいのか? 45年間、市場と対峙してきた百戦錬磨の個人投資家で、著書『株の鬼100則』がある石井勝利氏によれば、個人投資家がハマりがちな2つの「負けパターン」があるという。一体、どんなことに注意すればよいのか、相場のプロに解説してもらった。

「急騰」で買ってはいけない

個人投資家がよくやる「負けパターンの投資スタイル」がある。

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株価が急騰し、出来高が増えてきた時に、なぜか妙な勇気が出て買い向かってしまうというものだ。

しかし、急騰・出来高急増の時点は、その前か、下値で買っている人の利益確定のタイミングであり、買うタイミングではない。

出来高が増えているのは、それだけ高値掴みをしている人が多いとか、アルゴリズムの取引で小幅の変動を狙う動きがあるからだ。

急騰時はあくまでも「利益確定のタイミング」であり、仕込みの場ではないと知ろう。

もし、手持ちの銘柄が急騰して、出来高が増えてきたら、迷わず手持ちの多くの株数を売却して、その後のために現金化しておきたい。

 

私の売買のやり方は、PERやPBRを参考にするのではなく、チャート、すなわちテクニカル重視である。

「売られ過ぎ」を買い、買われ過ぎに近づいたら問答無用に売ることにしている。

どこが上値の限界かは誰にもわからない。

しかし、「頭と尻尾はくれてやれ」という格言があるとおり、自分の目標というか、ある程度の利益が確保できれば、それでよしとするのが良い。

「もっと儲かるはずだった」というような欲深は結果的に、含み益を失い、「元の木阿弥」となりやすい。

そうならないために、株価が出来高を伴い、上げている時は、利益確定を徐々に行うのがベターである。

目の前の儲けはとりあえず利益確定。

また、やってくるであろう押し目を待つ投資スタンスが良いのである。