11月 3日 スプートニク2号の打ち上げ(1957年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1957年のこの日、宇宙空間での生物活動の問題点を探るために、観測機器と小型のライカという名前の雌犬を乗せたソ連の宇宙船「スプートニク2号」が打ち上げられました。

【写真】スプートニク2
  スプートニク2号 photo by NASA

宇宙船は地球のまわりを約100分かけて1周する周回軌道に投入され、ライカ犬は地球の生命として最初の周回飛行を成し遂げました。しかし宇宙船には地球へ帰還する設備が備えられていなかったため、衛星は回収されず、ライカ犬は睡眠薬によって宇宙で安楽死させられてしまいました。

ところが、その後、打ち上げ数日後、あるいは数時間後には死亡していたという論が発表され、真偽のほどが不確かになってきたようです。現在は、彼女の命を賭した業績を記念して、モスクワ近郊の航空宇宙医学研究所に碑が建てられているということです。

なお、「スプートニク1号」は同年の10月4日に打ち上げられた世界初の人工衛星です。

関連の日:10月 4日 旧ソ連が人類初の人工衛星を打ち上げる(1957年)

また、最終の「スプートニク3号」は、1958年5月15日に打ち上げられ、大気組成、地球磁場、太陽放射能などを測定しました。重量は1327キログラムまで増え、「空飛ぶ実験室」と呼ばれたそうです。