東京の街が一変する
今年の10月12日土曜日に関東から東北を直撃した台風19号は、とても大きな台風だった。事前にしきりに情報が出され、万全の対策を取るように繰り返し案内されていた。
台風がやってきた土曜日、東京ではほとんどの鉄道が止まった。
午前中はまだ少し動いていたが、午後になると一部の地下鉄をのぞいて、ほぼみんな電車が止められた。

鉄道が動かなくなると、東京はその姿が一変する。
点在する都市機能は、鉄道でつながっているから生き生きと動いている。それぞれが切り離されたとたんに、十全には活動しなくなる。
東京を直撃されて、あらためてわかった。
ほとんどの店が閉まる
台風が近づくと、駅前の店も閉まった。
山手線の駅の1つであり、東京メトロ(地下鉄)と西武線との乗り換えでもある高田馬場でも、ほとんどの店が閉まった。
あらためて「夜中でも開いている店」がたくさん並んでいることがわかる。
食べ物店の吉野家に松屋に日高屋に吉そば。
カラオケ店のカラオケの鉄人、カラオケ館、歌広場、ビッグエコー。
コンビニエンスストアのセブンイレブンとファミリーマート。
0時をすぎても営業しているラーメン店(博多ラーメン、家系ラーメン、豚骨醤油ラーメン、二郎風盛り付けのラーメン)。
少し歩けば一晩中やっているスーパーとマクドナルドとデニーズがある。
駅を中心に夜中も閉まらない店がとてもたくさんある。
そういうものが存在しているから、夜遅くにも外を歩くことができる。