10月31日 有機化学者のアドルフ・フォン・バイヤーが生まれる(1835年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

天然染料の藍の色素成分であるインディゴの合成で知られる有機化学者アドルフ・フォン・ バイヤー(Johann Friedrich Wilhelm Adolf von Baeyer、1835-1917)が、この日、ドイツのベルリンに生まれました。

【写真】アドルフ・フォン・ バイヤー
  アドルフ・フォン・ バイヤー photo by gettyimages

ハイデルベルク大学でロベルト・ブンゼンやアウグスト・ケクレに学んだバイヤーは、有機合成について幅広く研究しました。インディゴの合成とその分子構造の決定、香料として用いられるインドールの化学式の解明などの業績をあげ、1905年にはノーベル化学賞を受賞しています。

ちなみに、インドールはオレンジやジャスミンの香りの成分のひとつで、香水にも利用されていますが、濃度が高くなると糞便のような臭いに感じられるそうです(実際の糞便にも含まれています!)。

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