提供:アルビオン
        

化粧品会社の「アルビオン」が満を持して発表した「フローラドリップ」。秋田の白神山地という土地に研究所を開設したことによって誕生した、これからの定番アイテムとなること間違いなしの逸品です。その背景にある、美しく豊かな自然と良質な水、植物の持つ無限の可能性、化粧品業界最高峰を自負する植物研究の最前線を取材しました。

究極の化粧品作りを目指す、「白神研究所」

化粧品作りに欠かせない
美しい水を求めて白神山地へ

世界自然遺産に登録された白神山地の麓、秋田県藤里町に、「アルビオン」の研究所「白神研究所」がある。「透明感のあるしなやかな肌」を目指す化粧品メーカーが良質な水を求めて辿り着いた地であり、その豊かな自然環境を活かしながら、業界最高峰の植物研究を行っているのだ。

最初は1人だった研究所員も今では13人に。制服は、自分たちでアイデアを出してアパレルメーカー「Lee」とコラボレーションで作ったツナギ。地元の人にパートタイムで農作業を手伝ってもらったり、近所の中学生がインターンシップに来たりと、地域とのつながりも大切にしている。
「白神研究所」が設立されて最初に入所したメンバーである伊藤朋世さん。

まず、トレーサビリティーを確立し、また独自の新原料を見つけるために、「白神ファーム」をつくり、最低限の肥料と無農薬で約50種類もの植物を栽培し、最先端のバイオテクノロジーを用いて研究している。化粧品メーカー多しと言えども、ここまで徹底し植物研究を行っているところはほかにないに違いない。そして、この研究の積み重ねが実を結び、2019年秋に「フローラドリップ」が誕生した。

「白神ファーム」は、約6万㎡という広さを誇る。周りの畑に影響を受けないよう、人里離れた山の中の牧草地だった土地を選んだという。安心、安全な原材料のために農薬を使わずに育てていた結果、有機JAS認証も取得した。

「フローラドリップ」は、秋田に研究所を開設したからこそ誕生したとも言える。遡ること6年前、研究開発部門のトップであり、白神研究所の所長でもある染谷高士さんは、究極のアンチエイジング商品を作りたいという思いのもとに研究を続けてきたものの、決め手を見つけかねていた。手間暇をかけて育てている「白神ファーム」の薬草を使えば、きっと素晴らしいものができる。だけど、薬草の成分を抽出するだけでは平凡だ。もっと今までにない万能効果を生み出したい。より多くの有用な成分を引き出したい。そんなとき、スーパーマーケットを歩いていたら、甘酒売り場が驚くほど大きいことに気づいた。

「それまで甘酒というのは、酒粕にお湯を足して飲むものだと思っていたんです。それだけのものがなぜ、わざわざ瓶に入って、なかなかの価格で販売されているのだろう? と不思議に思って調べてみたら、甘酒には酒粕汁のほかに、米を発酵させて作るものがあると知りました」

「白神ファーム」では化粧品の原料はもちろん、秋田の在来植物など、約50種類もの植物を試験栽培している。「一般的に、植物エキスは生産者から問屋を通して買うので、他社と同じ材料を使っていることも多い。私たちは自分たちで原料から育てているため、安心安全。既存にない独自の成分が作れるし、抽出プロセスの調整もできるのが強みです」と染谷さん。

発酵の力が話題になり始めた頃であり、発酵の力を借りたコスメもいろいろと発売されていた。発酵と化粧品の関係について考えるうちに、染谷さんはあることに思い至った。

「日本酒や発酵食品の技術を転用した化粧品は多いけれど、化粧品のために発酵させるという考えは今までないなと。白神ファームの薬草を発酵させれば、今までにない化粧品を生み出す決め手になるはずだと思いついたんです。植物研究については化粧品業界随一の『アルビオン』なら、それができるのではないだろうかと」