漫画家で小説家の折原みとさんが、「今まで、雅子さまのことを誤解していた」という。聞けば、女性週刊誌で雅子妃を描いたノンフィクション漫画の連載を始めるにあたり、ずっと皇室の資料を読み漁っていて、雅子さまの苦悩の深さに震えたというのだ。

雅子さまの物語は多くの書籍にも描かれているが、改めて折原さんに「雅子妃とはどんな女性なのか」をFRaU Webにて連載で伝えてもらい、「一般の女性が皇室に入るとはどういうことなのか」を考えていきたい。その第1回は、雅子さまがお妃候補になるまでのことをお伝えする。

理不尽なバッシングをしていた

2019年5月4日、令和初の一般参賀にて Photo by Getty Images

2019年5月1日、令和の時代が始まってから、早くも半年近くが過ぎようとしている。天皇陛下の御即位を広く披露するための「即位の礼」が行われるというこのタイミングで、雅子さまのことを書かせていただくのには理由がある。

実は、女性週刊誌「週刊女性」において、皇后雅子さまの物語を漫画化し、12月から連載させていただくことになったのだ。
なんとまあ恐れ多い! そりゃあ日本人に生まれたからには、皇室には関心も敬愛の情も持っている。が、専門家でも皇室マニアでもない私が皇室漫画を描くなんて……大丈夫なのか? 

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とにかく、皇室関係の本を読み漁った。おかげで、今までうすぼんやりとしか知らなかった雅子さまの実像がわかってきた、と同時に、私を含めた日本人の多くが、いかに皇太子妃時代の雅子さまを誤解し、理不尽なバッシングをしていたかに気づいて、愕然としたのだった。