Indeed HP より

斎藤工、二階堂ふみ…Indeedの人気CM「映画化の可能性」

あの男女6人の続きが観たい

CM好感度4位と大健闘

広告業界では「CMは時代を映す合わせ鏡」と言われている。確かに、業種や企業の好不調はCMの量でおおよその見当がつく。なにより、短い映像には時代の空気が詰め込まれている。

広告業界内で高い評価を受け続けているコカ・コーラのCMを例にとって振り返ってみると、高度成長期で日本人の暮らしにゆとりが生じてきた1960年代後期にはスキューバダイビングやサーフィンなど当時としては新しいレジャーが次々と登場した。時は流れ、誰もがバラ色の明日を信じて疑わなかったバブル期の1980年代後期に登場したのは、ナイトライフやオフィス生活を華麗に楽しむ若いサラリーマンやOLたち。どちらにも時代が色濃く表れていた。

 

では、最近のCM事情はどうか。2018年度の「銘柄別CM好感度」(CM総合研究所調べ)を見てみよう。ベスト5は以下の通り。

(1)au(企業名・KDDI)
(2)SoftBank(同・ソフトバンク)
(3)NTT DOCOMO(同・NTTドコモ)
(4)Indeed(同・Indeed Japan)
(5)ワイモバイル(同・ワイモバイル)

今や生活必需品とも言えるスマホ会社が5位までに4社も入っているのは、やはり時代の表れに違いない。激しいシェア争いが続いているため、各社ともCMに力を入れている。

4位には世界最大の求人検索エンジン・Indeedが入った。人材業界も人手不足を背景に活況を呈している。やはり各社ともCMに注力している。

その中でもCMの好感度が高いIndeedの日本上陸は2009年。CMのオンエアが始まったのは2017年6月で歴史は意外と意外と浅い。当初は俳優・斎藤工(38)と女優・泉里香(30)がさまざまな職業人に扮し、「幸せなら手を叩こう」のリズムに合わせて、「仕事(バイト)探しは、Indeed」と連呼した。

連呼は商品名や企業名を定着させる狙いがある時の定番的な手法であり、CM界では古くから使われている。「UQモバイル(KDDIグループ)」「Pay Pay(ソフトバンクグループ)」なども連呼型に分類される。

2018年12月末からは、大人気漫画「ONE PIECE」とのコラボCMをオンエア。斉藤がルフィ、泉がナミに扮し、サンジは俳優・窪塚洋介(40)、ゾロは同・池内博之(42)、ウソップはお笑い芸人・千鳥の大吾(39)が演じた。

人気キャスト6人が集った

そして、今年7月からはじまり、現在も続いているのが、男女6人が登場するドラマ仕立てのCMである。

 

制作意図についてIndeed広報は「Indeed自体の認知はある程度獲得出来ました。次のフェーズとして、Indeedの利用意向を高めることを目的に、利用シーンをイメージしてもらいやすいようドラマ仕立てのフォーマットへ変更いたしました」と説明する。どんな時にIndeedは役立つのかを、ドラマ仕立てで訴える戦略に変更した、という訳である。

その出演陣は男性が不動産業の「たくみ(斎藤)」自由業の「ヨースケ(窪塚)」コンサルタントの「いけ(池内)」の3人。女性はアパレルプレスの「いずみ(泉)」IT企業勤務の「えりか(沢尻)」商社勤務の「ふみ(二階堂)」の3人。CMを見ただけでは分からないが、実は職業まで細かく設定されているのだ。