# SNS # 犯罪

「瞳の景色」だけで殺されかける時代到来…こんなSNS写真がヤバい

アイドル襲撃事件は他人事ではない
坂本 翔 プロフィール

あなたも「フォトハラ」加害者かもしれない

少し視点を変えて、私たち自身が加害者となってしまう危険性についても触れておきたい。

近年、自分以外の人間が映った写真をSNSに無断で公開し、映っている人たちに迷惑を与える行為が問題視されている。こういった行為は「フォトハラスメント(フォトハラ)」とも呼ばれ、立派な肖像権の侵害に該当する行為だ。補足として、肖像権とは、「みだりに自己の容ぼう等を撮影され、これを公表されない権利」であり、有名人のみならず我々一般人にも認められた万人の権利である。

Photo by iStock

肖像権侵害の線引きは難しいが、画像に人物がはっきり映っていたり、人物がメインの画像であったり、その画像が拡散可能性の高い場所に公開された場合は肖像権侵害が認められやすい。侵害が認められれば、該当する画像の利用差止めはもちろん、侵害者に対して損害賠償を請求することも可能となる。

例えば観光名所での記念写真に、身内以外の人が、識別できるほどはっきりと写り込んでいないだろうか。また、たとえ身内であったとしても、SNS等に掲載する際にはきちんと許可を得ているだろうか。

 

映っているのが子どもでも、肖像権は当然発生する。筆者もInstagram等のSNSを日頃から利用するが、友人の子どもが可愛くて一緒に写真を撮り、それをSNSに投稿するというユーザーを少なからず見かける。肖像権の観点からもそうだが、個人情報の観点からも子どもを危険にさらす可能性があるため、こういった行為はもっと慎重になるべきだろう。