こんにちは! ミステリーハンターの白石みきです。
今回は、2018年に世界自然遺産に登録されたばかりの中国の「梵浄山(ぼんじょうさん)」と、その地形を利用した美しい街並みをご紹介します。

梵浄山があるのは中国南西部の貴州省。
貴州省と聞いてもピンとこない方が多いと思いますが、辛い料理で有名な四川省の真下に位置し、面積は北海道の約2倍の大きさ。

そんな貴州省にある梵浄山へ行くため、私たちは中心都市である「貴陽」から入りました。“太陽を貴ぶ”と書いて「貴陽」。

私の滞在中は残念ながら曇り空が続いていましたが、名前の通り、気候は温暖湿潤で過ごしやすく、国家避暑地に選ばれるほど。また、ここ数年で高速道路や新幹線が次々と開通し、観光産業も発展。インフラにおいても急速に近代化が進んでいる都市だそう。

そんな貴陽には、私が大好きなインスタ映えスポットがありました!

それは、泉湖公園にある「天空の鏡」。
公園内の山頂にある(そこまで辿り着くのに、約15分階段を登ります)約8メートルの池。この池が巨大な鏡となり、ボリビアにあるウユニ塩湖にも負けない(⁉)インスタ映えスポットとして話題です。私たちが訪れたときも観光客で賑わっていました。

私も撮影クルーたちと記念撮影のため、ジャ~ンプ!!
風があったので、少し水面が歪んでしまいましたが、おもしろい写真が撮れました!

この池は高台にあるため、貴陽の建設ラッシュのビル群も臨められて、このまま鳥のように飛んでいけそうな開放的な気分になれました。

撮影後、貴陽を後にして、車で約4時間かけて梵浄山へ。

2000mを超える峰が幾つも連なる梵浄山は、麓から標高2100mまでロープウェイで向かいます。しかし、このロープウェイ乗り場がテーマパークのアトラクション待ちの行列のように……人、人、人!! たくさんの人で溢れかえっていてロープウェイに乗るまでに約30分も並びました。

やっとの思いで乗車しましたが、案外スピードが速いのであっという間に到着。途中、霧が立ち込めてきて、辺り一帯真っ白になり、この先どうなってしまうのか不安になることもあったのですが、標高2100m近くになると、雲を抜けて晴れ間が広がり、幸先の良い感じです。

標高2100mから見晴台までは歩いて向かいます。が…この道のりが大変! というのも、道は舗装されているのですが、この階段が約1時間以上も続き、地味にキツイのです。さらに、太陽を遮る雲もないので(雲の上にいるため)日光が直に当たって暑さが尋常ではありません! 

この大変さを経験したくない方は、人力車ならぬ、人力かごがあるので、かごに乗ってゆったり見晴台まで連れて行ってもらうことができます。これならお殿様?お姫様?気分で登れること間違いなしです。

私はひたすら暑さと登っても登っても続く階段のキツさに耐えながら歩き、やっとのことで見晴台へ到着。そこから見えた梵浄山がこちら!

グンっと空高くそびえ立つ梵浄山の姿は勇ましく、雲海に囲まれているため、まるで天空の都市・マチュピチュにいるような気分に。苦労して登る価値大アリ!な素晴らしい景色が広がっています。梵浄山の形は独特で珍しいですよね。

(山の天気は変わりやすく、この時は一気に天候が悪くなり雨が降ってきました…)こちらは梵浄山の奇観を代表する、高さ10mほどの奇岩。通称キノコ岩とよばれています。

よく見るとミルフィーユ状に岩の層が積み重なっています。なぜこのような不思議な形になったかというと、はるか数億年前、この梵浄山あたり一帯は海だったらしいのです。それがやがて地殻変動によって大地が隆起し、固い岩盤だけを残して周りの岩が削られ、このような特異な地形となったんだとか。

ふしぎな魅力が溢れる梵浄山は、本当に美しいのでぜひ見ていただきたいです。