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米中貿易戦争のウラで、いよいよ日本株の「大相場」がやってくる

大きく株価が跳ねやすい

10月の相場は「荒れる」

10月に入り、株式市場が再び大相場の様相を呈してきた。

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急悪化した米ISM製造業および非製造業の景況感指数に始まった10月相場であるが、その後の米中貿易摩擦の改善見通しの報道に一喜一憂して乱高下する様は、さながらジェットコースターのようだ。

特に後者の米中摩擦については、10月10日から11日の米中閣僚級協議で一部合意との報道もあったが、トランプ大統領が事前に全面合意を匂わせていた反動で、これが市場にとって完全にポジティブと捉えられるのかは微妙な情勢だ。足元までに、世界的に大幅な株高が実現されてきたこともあり、今後の上昇余地については不透明さが付きまとう。

 

また、例年10月から11月にかけては、相場は他の月に比べて「荒れる」ことが多い。単純な勝率やパフォーマンスを比較すると、負けの程度でいえば10月以降よりもむしろ8月、9月の方が目立つ。

過去30年間のTOPIXの月ごとの平均パフォーマンスと勝率

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特に8月は1年で一番パフォーマンスが悪い月として有名だ。むしろ10月以降の年末の勝率は、他の月に比して高いくらいである。

ただし、勝率がそれなりに高い割に平均パフォーマンスはマイナスなのが、10月の特徴である。