宿題ができなくてイライラ
そのときの注意は要注意

・なぜイライラするのか
・なぜ母とケンカになったのか
・こんどからどうするか

この3つがまとめられている。
要するに宿題ができなくてイライラしていたところに母に注意されて、それが爆発したということだった。
見たまんまである。

今後は「しんこきゅうする そとをみる わからないところをきく」。
具体的アクションとして「泣かない」、「『おしえて』と言う」
ということで、この紙を母に持っていって経緯を話すということでまとまった。

最後に、
感情を持つことは悪くない。イライラするのも自然なことである。ただ、表現の仕方には良い悪いがある。心の中にあるものはそれでいい。どんな感情だろうとそれは大事である。それを外に向けて出すときに、どういうふうに出すかだけだ。
……という話をしたのだが、たぶん2割くらいしか理解できてないだろう……だがしかし、なんとなく雰囲気は伝わっただろう。伝わったと信じたい……。

ちなみにここまで話をまとめるのに2時間近くかかっている

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暴力は絶対にダメ

数年前に、哲学者の東浩紀さんと「子供を怒る」ことについて話したとき、
「子供は言葉じゃなくて、メタメッセージ(言葉じゃなく雰囲気)のほうを読み取るから対話が難しい。それを終わらせるには言葉の外――暴力を使えばいい。だけどそれだけは絶対やってはいけない」
ということを言われて、これは本当にその通りだと思っている。

子供を叱るときに一発殴れば話が早い。
でもそれでは子供は馬鹿になる。

なぜなら、問題について考えずに、単に暴力をふるえばいいとしか学習しないからだ。

原因、経緯、対処法、これを具体的に探って言語化、図式化することでしか問題は解決できない。根気よくそれを示すことで子供の思考が育ち、ひいてはアンガーマネージメントにつながるのではないだろうか。
少なくともぼくはそう信じている。

写真はイメージです Photo by iStock

追伸:
その後もうちの子供はよくキレる。
毎回、理由を聞いてみるが説明してくれない。いや……たぶんわかっているはずなのだ。わかっているに違いない!
あの2時間は一体……現実の前に言葉は常に無力である。
 

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