台風による大雨で、家から一歩も出られなかった人が多かったのではないだろうか。まずは被害に遭われた方々に対し、心からお見舞いを申し上げ、一刻も早く安心安全な生活に戻れることを心から祈りたい。

さて、天気の影響で外に出たり気分転換したりということが一切できなくなり、家の中で子どもたちがイライラするということはよくある。そんなイライラした子どもに、ついタイミング悪く注意をして火をつけてしまう――そんな目を覆いたくなるようなこともあるはずだ。

ホストがクラウドファンディングで子育てをする小説『キッズファイヤー・ドットコム』でも実際の子育て経験を生かしてリアルな表現満載、「ヤングマガジン」で漫画化もされている海猫沢めろんさんは、まさにそういう場に多く遭遇するという。そんなときに父親としてどうやってなだめているのだろうか。

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子供が泣き叫びはじめた

ある日、子供がううう! とうなりながら貧乏揺すりをはじめ、床にころがって「うがああ!」と泣き叫びはじめた。

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机の上に散乱する算数や国語のドリル……そうなのだ。ついに子供の勉強嫌いが炸裂したのである。泣く子供、怒る母親……なんという既視感のある場面。
ぼくも小学校の時こんな感じだったなあ……。

小学校になると出る宿題。1年生は新鮮だから良かったものの、ウチの子供は2年生にもなると飽きてきたのか、サボり癖がついてきた。

確かに子供にとっての勉強は地獄だ。基本的に座っているだけでもつらい……キレるのは仕方ないのかも知れない。

だがしかし、毎回キレる子供を見るのは親にとっても苦痛である。
子供のときってどうしてたっけなあ? なんか怒られて説教されて終わりだったような気がする。あれって不毛だったなあ。

そう、不毛な因果を断ち切るため、親子はもっと建設的な話し合いをすべきなのである。ということで、今回は、ぼくがやっている子供のアンガーマネジメントについて紹介したい。