掃除という場面に眼を向けると、スティッククリーナーを使っている家庭が増えている。床を転がすキャニスター式に比べると、コードレスで気が付いたときにサッと手軽に掃除ができるのがスティック式の利点。
その反面で、どこに備えておくのがいいのかが悩みどころ。使う頻度の高いダイニングかリビング置きたいけれど、壁に立てかけておくのはだらしがない印象で倒れる危険性がある。クリーナーに付属している無骨なブラケットを壁に取り付けると部屋の雰囲気が損なわれる。
そんな理由から、良い方法が見つからないまましのいでいた家庭が多かった。そこで出会うことになるのがクリーナーを自立させるための「スティッククリーナースタンド」や「コードレスクリーナースタンド」。フレームだけの単純な形状で場所をとらないデザインが部屋に馴染みやすい。クリーナー付属のパーツを掛けるフックもあり、機種に合わせて選ぶことができる。
また、リビングとダイニングでは、その他にも小さな掃除用具を使うことがある。床敷きのラグやソファの汚れは粘着ローラーで、フローリングはワイパーでササっと済ませたい。とはいえ、道具をむき出しで置きたくない。
そんな気持ちを受け止めてくれるのが「カーペットクリーナースタンド」や「フローリングワイパースタンド」といったボックス型の収納グッズ。これを使えば場所をとらず邪魔にならないうえにスッキリと片付いて見えるから、出したままでも後ろめたくない。さらに取り替え用のシートやテープが一緒にしまえることまでデザインされていて、どこで何をしたいのか? という生活シーンを描いたうえでの山崎実業の商品開発力がファンの心をつかんでいる。