撮影/佐藤圭
# 癒し # 動物

日本最小クラスの野鳥。山で会った妖精は言った「私が一番好きな鳥」

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ナキウサギを撮っていたら、その横に!?

ミソサザイは、日本の野鳥のなかでも最小クラスの小鳥です。

普段、暗い林の中に生息しているため、あまり目にすることはありません。

 

秋の色が濃くなってきたある日、登山の途中で鳥好きだという若い女性に出会いました。どこかはかなげな美人、まるで山の妖精のようで、ちょっとぞくっとしました。

その妖精さんは、「野鳥のなかで一番好きなのはミソサザイです!」と断言した。

ミソサザイ。僕にとっては茶色で地味な小鳥でした
 

僕が大好きな真っ赤なギンザンマシコでもなく、茶色で地味なミソサザイ!

僕は驚いたが、妖精さんは最後まで「可愛いんです♪」と力説していた。

妖精さんと会った数日後、ガレ場まで登ってナキウサギを撮影していると、横からミソサザイが現れた。

目の前では、ナキウサギが葉っぱを食べていた。

いつもならナキウサギに集中するが、あの妖精さんに導かれたように現れたミソサザイが、「撮影してよ!」と尻尾を上げてアピールしてくる。

「それじゃあ、カッコよく撮影しようじゃないか!」と、レンズを向けた。

ナキウサギの横で、さかんにアピールしてきます
 

ミソサザイは、ちょこちょこ動きながら、いろんなポージングをしてくれた。

可愛かった……。

僕に、またひとつ山の魅力を教えてくれたあの女性。本当に山の妖精だったのかもしれない。

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