2019.10.15
# 癒し
# 動物
冬仕様に変身中! 紅葉のなか、肩からマントを羽織った山のアイドル
北海道から毎日お届け中!雪が積もる頃には全身モコモコになります
チングルマの紅葉の中に佇むエゾナキウサギです。
エゾナキウサギのように冬眠をしない動物は、厳しい冬を越えるために暖かい冬毛に生え変わります。
このナキウサギは、ちょうど毛替わり中で、肩の辺りだけが冬毛になっていて、マントを羽織っているような姿です。
雪が積もる頃には、全身モコモコになります。

チングルマは、北海道の山では一般的な高山植物で、一見、草に見えますが、地を這うように生える低木です。
7〜8月頃には可憐な白い花を咲かせます。その花が、秋にはピンクの実になり、やがて白い綿毛になります。
そして、大きな樹木が生育できない高山では、このチングルマやウラジロナナカマド、ウコンウツギが紅葉の主役となります。
普通、チングルマが紅葉する頃には、綿毛は風で飛んでしまって、なくなっていることが多いのですが、運よく綿毛が残っていました。
美しいチングルマの綿毛と紅葉、なかなか見られないシチュエーションのエゾナキウサギです♪