# HRテック

農家から新日本プロレスまで…HRテックの「jinjer」が人気なワケ

出退勤管理もスマホできる
マネー現代編集部 プロフィール

スマホ1つで出退勤も可能

近年の働き方改革で、法律も多く改正された。jinjerは、法改正に合わせて随時アップデートするなど、アップデートを頻繁に行っている。

「法律によっては、破ると一発アウトになってしまうこともあるため、随時アップデートするようにしています。法改正は、むしろ他社サービスと違いを出すチャンスでもあると考えています」

 

同時に、スマホアプリで出退勤の打刻ができたり、テレワークにも対応するなど、モバイル対応にも力を入れている。

「出退勤の打刻もスマホでできますが、GPS情報を使っているので不正ができないようになっています」

サポート体制充実も安価で選ばれる

jinjer導入業種のトップ10は、1位IT、2位飲食、3位医療・介護、4位メーカー、5位サービス、6位流通・小売、7位人材・派遣、8位建築・建設、9位コンサルティング、10位広告と多岐にわたる。

IT企業が多いのは、SaaSに対して抵抗がない会社が多いためと推測できる。では、それ以外の業種ではなぜ多く導入されているのだろうか。

飲食、医療、介護は、会社の入り口にタブレットを置き、そこで打刻できるところが多い。カメラを立ち上げて笑顔の点数が一番高い人を表彰するなど楽しんで使っている会社もあるという。

飲食店向けの機能を多く用意しており、それが飲食店での人気につながっているようです。まかないをとったかとらないか、近隣の店舗を選んでヘルプを要請できるヘルプ機能、ホールやキッチンなど足りないところがわかるようになっているポジション対応などが好評です」

医療・介護系で導入が多いことにも理由がある。

「地方の病院などはツールの導入が遅れており、そこに対して訴求できたようです。システムを一切入れていないため、一気に入れることのハードルが低くなっているのでしょう。

また、初期費用をオンプレ(サーバーを設置してネットを繋ぐ、オンプレミス)に比べて低く抑えられたり、アップデートも追加費用がかかるところが多い中必要ないなど、安価に抑えているのも後押しをしている可能性があります」

“カスタマーサクセス”といわれるが、売り切りの時代から売った後の関係が大事となっている時代だ。

同社でも、チャット・電話・メールサポートなど複数のサポート手段を用意し、使い方に関するサポートの他、顧客からの要望にも耳を傾けるようにしている。