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アメリカで体験! いま「買い物」はここまで劇的に「進化」していた

米国ベイエリアからびっくり現地ルポ!
岡村 聡 プロフィール

ナイキで体験「凄い買い物」

私はシンガポールで子供とトライアスロンに取り組んでいるので、ランシューズを中心にスキャンして在庫をチェックしましたが、アプリや登録メールを通じて関心を持ちそうなランシューズの最新モデルの情報や割引のバウチャーが継続的に送られてきています。

NYの5番街にあるナイキの店舗

この旗艦店は”House of Innovation”という名前が付けられていますが、その名に恥じず決済もアプリで完了でき、レジはアプリをダウンロードしていない顧客向けに1階に1台のみしかなく、アプリをダウンロードしての購入に積極的に誘導しています。

また、スニーカーやスポーツグッズの専門家も常駐していて、自分の取り組んでいる種目や競技レベルに応じて最適な素材やフォーマットを選んで、自分だけのスポーツギアを注文できるようになっています。

ナイキのアプリでは自分の足を計測して、自分の足にあった最適なサイズと形状のシューズをオススメしてくれる機能まであり、店舗とオンラインをスムーズに連携させて、自分が求めるアイテムを最速で購入できるよう徹底されています。

 

このように米国の大手小売りチェーンは、オンライン・オフラインを一気通貫に結んだ購入体験を消費者に展開し、かつ様々なチャネルで収集したデータをもとに最適なキュレーションを行うというデータ化を推し進めていますが、同時に進行しているトレンドとして小売店舗のエンタメ化があげられます。

スニーカーの素材や形状に多数選択肢があって、自分でオリジナルの靴を注文できるナイキの店舗もその要素を備えていますし、NYで最新にして最大の商業オフィス複合施設として注目されているハドソンヤードもエンタメ要素が存分に盛り込まれています。