# 小売

アメリカで体験! いま「買い物」はここまで劇的に「進化」していた

米国ベイエリアからびっくり現地ルポ!

エコじゃないとダサい!

今夏、私は米国に滞在し小売業界の最先端のトレンドに触れてきました。

そこで驚いたのは、実店舗の利便性が飛躍的に増しているということでした。

NYで最新商業オフィス複合施設として注目されているハドソンヤード〔photo〕著者撮影(以下同)

日本においてもこの米国のトレンドは数年のうちに押し寄せることになるでしょうが、その際のキーワードもまたこの滞在で見えてきたこと。それは「データ化」と「エンタメ化」、そして「エコでないとダサい」というブランドのトレンドでした。

これに対応すると消費者はますます買い物が楽しくなり、かたや対応できない企業は淘汰されていく。そんな激しい小売業の環境の変化をレポートしたいと思います。

 

米国ではGAFAに代表されるメガテック企業の帝国化と、それによる社会のひずみの深刻化は日本のメディアでもよく報じられるようになってきました。

このトレンドのもっとも中枢に位置しているのがアマゾンですが、祖業であるeコマースだけでなく最近では実店舗の小売りにおいても、最先端の試みを色々と行っています。

アマゾン本社の外観

前回のコラム(『「Amazon Go」の外にホームレスがずらり…テック大国の真実』)で、カメラやセンサーからの情報をAIにより解析することで、レジを廃したAmazon Goの外にホームレスがいることをベイエリアで進行している格差を象徴するシーンとして紹介しましたが、このAmazon Goはアマゾン本社があるシアトルで18年からスタートしました。

開業から2年弱で、直近オープン予定の店舗も含めてシアトルで5店舗、サンフランシスコで4店舗、シカゴで6店舗、NYで3店舗と20店舗近くまで拡大してきています。