・「言いたいことが言えない」「気を使いすぎる」
→「嫌われたくない」「傷つきたくない」という気持ちが強い
→「言いたいことが言える人」のことが羨ましい

・「自分をさらけ出せず、自分をよく見せようとしてしまう」
→「ダメな人だと思われたくない」「迷惑をかけたくない」という気持ちが強い

小心者は、「いろんなことを我慢して」「自分を守っている」状態の人だと思います。自覚していたらまだマシなんですが、私の場合、「我慢している」という自覚もなかったぐらい、“ガマン癖”が付いてしまっていました。

他の人が自分の人生にパワーを注いでいるなか、小心者の人は「人からどう思われるか」に凄まじいパワーを消費しています。この、懸命に「自分を守っている」凄まじいパワーを、自分の人生に注ぐことができれば、どんな人も必ずや、旅立つことができます。そして、一度旅立つことができれば、ひとり旅の魅力にハマる人も少なくありません。

自分の人生の主役は、自分自身

というのも、我慢が当たり前の状態になっている小心者の人は、自分ばかりソンしているという気持ちが心のどこかにあり、「どうせ私は引き立て役だから……」という“脇役感”が強いもの。それがひとり旅に出ると、誰かに合わせる必要がないので、自分が何をどう選ぶかによって、どんなことに出会えるのか、旅の一つひとつが決まっていきます。東に向かうか、南に行ってみるか。長距離バスに乗るか、夜行列車に揺られてみるか――。

全部、自分で判断して、自分で決めているうちに、「自分の人生の主役は、自分自身なんだ!」という感覚が蘇り、自分を100%解放できる喜びを、人一倍、感じることができるのです。

初めての旅から月日は流れ、気がつけば、私は人と自分を比べなくなり、「人からどう思われるか」に大事なエネルギーを使わず、「自分がどうしたいか」にパワーを注ぐことができるようになりました。