というのも、私は18年間勤めた会社を辞めて以来、全国で講演しているのですが、講演後のサイン&ハグ会で何百人もの読者と話して、10代、20代はもちろん、60代、70代で“海外ひとり旅デビュー”した読者にも、数えきれないぐらい会ってきました

「ひとり旅なんて、自分にはあり得ないと思ってましたが、旅に出て、人生が変わりました!」とか、「もっと早く、若い頃から、ひとり旅に出ればよかったな〜と思いますね。どこにでも行けると思うと、行きたい所がありすぎて!」とか、「旅に出て人生を楽しむようになったら、不登校だった息子も転校して、元気に学校に通うようになりました。ひとり旅の効能は無限大ですね!」などと熱く語られるたびに、思いは確信へと変わりました。

断言しますが、ひとり旅に向いていない人なんて、この世にいません。海外ひとり旅ができるかどうかに、語学力も年齢も性別も性格も関係ありません。誰でも、ひとり旅できます。それも、簡単に!

小心者は、ひとり旅に向いている!

しかも小心者のほうが、ひとり旅に向いていると私は思っています。なぜなら、失敗を恐れる気持ちが強い小心者な人は、すでに凄まじい力で「自分を守っている」ので、その凄まじい力を“旅立つバネ”へと変換できるからです。

今振り返ってみれば、昔の自分は筋金入りの小心者だったなぁとつくづく思います。なぜなら、ひとり旅に出る前の私は「人からどう思われるのか」ばかりを気にして生きていたからです。

たとえば、人からされたことで嫌な気持ちになることがあっても、「自分の気持ちを正直に伝えたら、相手が傷つくかもしれないし……」とか、「自分さえ我慢すれば、波風が立たなくて済むんだ」と思って、いつでも自分の気持ちを飲み込んでいました。

経験上、小心者には、次のような特徴があると思います。