2019.10.11
# エンタメ

「手札がないんです…」芸人が絶賛する芸人「四千頭身」の現在地

「未来の漫才」「脱力系」と言われて
現代ビジネス編集部

後藤は高校1年生から養成所を卒業する頃までアルバイトを続けた。しかし、辞めた時点では、まだ芸人1本で食えない時期だった。

「なんだろう、面倒くさかったのもあるし、一回テレビ出れたらバイトはもういいかな、と。バイトしていても芸人として面白くはなりません。5年働いてすべらない話が一つできるくらいでした」

芸人だけで生活できるかどうかわからないのに、見切り発車でバイトを辞める。ストイックなのか、決意や覚悟の表明なのか。対面していても、会話をしていても、言葉に力みがないように感じる。後藤の原動力は何なのだろうか。

「一番面白くなりたい、という思いはないです。でも、現状キープではなく、どんどん上がっていくのはわかりやすくて楽しいです。例えば、ツイッターのフォロワーが増えるのを見ていても楽しいですね」

YouTubeがメインになる時代に向けて

四千頭身は、現状を更新し、新しい挑戦を続けている。とくに継続的に注力しているのは、YouTubeだ。現在、四千頭身公式チャンネルには25万人以上の登録者がいる。

 

「トリオなら漫才中にメシ食べてもバレない説」「一人漫才」「ナニワ漫才」「ASMR漫才」……テレビではできないような実験的な漫才から、最近ではカジサックとのコラボなど、多くの動画をアップしている。

なぜ、順調にテレビ出演を果たす四千頭身がYouTubeという場にも踏み込むのか。

「今はテレビでYouTubeとかNetflixを観たりできるから、今後どんどんそういう人が増えると思うんです。だから今のうちにYouTubeで四千頭身を観てくれる人を増やさないと……。

やっぱり芸人よりYouTuberの方が再生回数とか多いじゃないですか。好きなことやっているからですかね。でも、ぼくらがYouTubeで好き勝手やれたら強いかなと。

やりたいことやるのがYouTube、それを大きな力に変えるのがテレビという位置付けです。いつかYouTubeがメインになる時代も来るかもしれないので、今のうちに備えておきたいんです」

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