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大河ドラマ、新1万円札の顔、渋沢栄一を知る「4つのポイント」

「日本の資本主義の父」の生涯
楠木 誠一郎 プロフィール

お札に描かれる偉人たち

栄一の生き様を端的に言い表すと、「地位に恋々としない徹底的な現実主義者」となろうか。その姿は、一から事業を興して軌道に乗せたというのに、あっさりそれを手放して次のビジネスへと邁進する、現代の若き経営者のそれと重なる。

2024年(令和6年)にデザインが一新される紙幣に肖像画が描かれるのは、一万円札の渋沢栄一のほか、女子教育に心血を注いだ津田梅子(五千円札)、日本が誇る細菌学者の北里柴三郎(千円札)である。

この3人に共通するのは、己の力を信じ、己のやりたい道を見つけ、それを貫いた結果、それぞれの分野の開拓者となった点にある。彼らの人生の軌跡を辿ると、この説明が的を射ているとお感じになるはずだ。三人三様、癖の強い生き方を通したからこそ、栄一と同じく混乱の時代を切り拓くことができた。

 

著者はこのたび、3人の人生の足跡を1冊で読める『お札に描かれる偉人たち 渋沢栄一・津田梅子・北里柴三郎』(講談社)を上梓した。再来年の春スタートする大河を控え、おそらく来年から「渋沢栄一」「新しい紙幣」は社会のキーワードとなってくるだろう。

そんな状況にあるというのに、お子さんの小学校や中学校の授業で、彼らの足跡についてくわしく取り上げられることは、おそらくないだろう(偉人たちの出身地の学校は別だろうが……)。

学校が教えてくれないからこそ、親子が会話するうえでの“歴史ネタ”として、彼らの生き様を頭に入れておいて、損はないはずだ。

2024年(令和6年)、1万円札、5千円札、千円札の「顔」が変わります!
今度のお札に描かれる偉人たちの名前、知っていますか?
そして、日本のいつの時代、何をした人たちなのか知っていますか?
この一冊で、渋沢栄一(実業家)、津田梅子(教育者)、北里柴三郎(細菌学者)が、どのような時代を生き、どのような足跡を残し、それが今日の日本の発展にとって、どのようなつながりがあるのか、そのすべてがわかります!
一人の人物につき70ページ前後と、1週間の朝読で読み切れる分量で、「現代ニッポンの父と母」の生き様にふれてみませんか?